我が子がフリーランスを志したら応援できるか?

僕は今、フリーランスとして働いています。

開業したのが2015年10月だから、フリーランス歴は1年半くらい。まだまだひよっこだけれども、現時点では「フリーランスになって良かった」と思っている。

そして、おそらくこれからも「フリーランスになって良かった」と思うだろうと思っている。

独立する前、それはそれは色んな御意見をいただきました。

「大丈夫か?食わしていけるのか?」

妻子持ちの僕を心配してくれたのでしょう。声を聞き、表情を見れば、アホな僕でもそのくらいはわかります。

でも、「あいつは絶対後悔する」とか「血迷った」とか「絶対にフリーランスには向いてない」とか陰口を叩く人もいたわけで。

中には「いつか自殺するんじゃないか」とまで言って嘲笑した人もいましたね(自殺する勇気なんかないっちゅーねん、バカヤロウ)。

まぁ、フリーランスって、世の中的にはイメージが良くないから仕方ない。陰口叩いた奴らにはめっちゃ腹立ってるけど。

以前、ある人が警察から職務質問されたとき「フリーランス」って答えたら、「無職」って書かれたそうですから(ネット上で見かけました)。

フリーランスって、社会不適合者的な、ちょっと外れた感がまだまだ強いよね。

でも、本当にそうだろうか。

いえば、社会不適合者じゃなくて、組織不適合者なんじゃないかと思う。このふたつは、似て非なる。

組織に不適合なだけであれば、社会と接点を持ちながら違う働き方を模索すればいいだけ。

それこそ20世紀なんて、みんなが良い大学を目指して、良い会社に入ることを目標にした。大きな会社に入れば一生安泰。給料は年齢とともに右肩上がりで退職金もGET。

そりゃ、せっかく入社できたら多少の不満があってもしがみ付いた方が得だ。

ただ、それが壊れた。

会社にいても給料が上がる保障はないし、むしろ突然解雇されるリスクもある。会社のことが好きなら良いが、こんな状況で、別に好きでもない会社に執着する必要は無くなった。

転職や独立が前よりも市民権を得て、組織不適合者がうじゃうじゃ主張を始めてーー

と、ここまではもはや言い古されたこと。

みんなニュースなんかを見て頭ではわかってる。

じゃ、身近な大切な人、例えば我が子がフリーランスを志したら、あなたは応援できるだろうか?

なんだかんだで反対したり、やっぱり普通に就職・転職する道を勧めたりしないだろうか?

愛ゆえに、かもしれないけど、僕に陰口を叩いた一部の人たちと同じような言葉を、我が子に対して発したりしないだろうか?

結局、人数が多い方、すなわち、例えば普通に就職する道に、なんとなくの安心感を覚えてしまう人が少なくないように想像する。

この「なんとなくの安心感」って非常にリスキー。

そこは、その他大勢にとっては心地良くても、例えば、我が子にとっては居心地の悪い場所かもしれないから。

フリーランスってのは、ひとつの選択肢ではあるのだけど、自分が過ごしやすい海を見つけたら、そこで暮らすのが絶対にいい。

僕はフリーランスの海が好きだ。だから、これからも「フリーランスになって良かった」と思うだろうと思っているわけだ。

淡水魚と海水魚、どっちが偉いわけでもないのと同じで、会社に勤めたきゃ勤めればいいし、フリーランスが良ければフリーランスになればいい。

最後に、自分の考えを明記しておくと、我が子がフリーランスになりたいと言ったら、間違いなく応援する。

もちろん、何をやりたいのか、わくわくするような夢の話を聞いたうえで。

逆に、ただ理由もなく大学に行こうとするなら、反対する。

何事も自分で考えて自分で判断して行動するのは、ある組織にとっては面倒な奴になるかもしれんけど、我が子にはそういう人間になってほしいし、これからは、そういう人間にならなきゃならない。

可能性が広がった21世紀、右向け右で右向くようなロボットじゃ、あまりにも、